
2026年のサポート終了に向け、多くの企業がSharePoint ServerからMicrosoft 365(SharePoint Online)への移行を進めています。
しかし、ファイルサーバーとしての移行は順調でも、「業務アプリケーション」の移行で行き詰まるケースが後を絶ちません。
InfoPath、SharePoint Designer、.NETによるカスタム開発……
これら「中間層アプリ」は、単なるデータ移行(リフト)では動きません。
かといって、すべてをPower Platformで作り直すには、膨大なコストと技術的ハードルが存在します。
本ページでは、SharePoint移行で多くの企業が陥る「失敗パターン」を紐解きながら、
M365とローコード基盤(PRMONE)を組み合わせた「ハイブリッド再構築」という現実的な解決策を提示します。
Why it fails
多くの企業が「クラウドへ移行すればTCO(総保有コスト)は下がる」と考えていますが、中間層アプリを抱えている場合、現実は逆です。
既存の複雑なフォームやワークフローを無理にMicrosoft 365標準機能だけで再現しようとすると、開発工数の肥大化や、ライセンス費用の高騰を招きます。まずは「クラウド移行がコスト削減を保証しない」理由を知ることが重要です。
👉詳細記事を読む:
TCO削減に失敗するSharePoint移行
― オンプレ延命 vs PRMONE再構築のコスト徹底比較

Technical issues
具体的に、どの技術資産が移行のボトルネックになっているのでしょうか。
以下の3つのパターンに該当する場合、標準機能だけの移行は困難です。
課題 01 |
長年愛用されてきたInfoPathですが、Power Appsへの移行は「自動変換」できません。特に「繰り返しテーブル」や「複雑な条件分岐」を持つフォームは、ツールを変えるだけでなく、業務ロジックごとの再設計が必要です。


課題 02 |
2026年に完全に停止するSharePoint Designerのワークフロー。「Power Automateに置き換えればいい」と思われがちですが、複雑な承認ルート、差戻し、ステートマシン(状態遷移)の再現には限界があります。
課題 03 |
オンプレミス時代は比較的自由に構築できた「社外向けポータル」。しかしM365では、ゲストライセンスの管理やアクセス権限(ACL)の設定が極めて複雑になり、セキュリティリスクや運用負荷が増大します。
👉詳細記事を読む:
M365ゲストライセンスの複雑さと、
パートナー向けポータル構築の現実解

Solution
「すべてをM365に寄せる」ことだけが正解ではありません。
文書管理やコミュニケーションは「Microsoft 365(情報基盤)」に任せ、
複雑な承認や外部連携が必要なアプリは「PRMONE(業務ロジック層)」に切り出す。
この「棲み分け」こそが、機能不足とコスト増大を同時に解決する鍵です。
図解イメージ:ハイブリッド構成

この構成により、M365のガバナンスを維持しつつ、
オンプレミス時代のような柔軟な業務アプリ運用が可能になります。
Introduce
M365とPRMONEによるハイブリッド構成は強力ですが、ただ導入するだけでは成功しません。
「誰がアプリを作るのか(権限)」と「何を移行するのか(選別)」というルールを決めなければ、
新しい環境もすぐに無法地帯(シャドーIT)化してしまうからです。
技術選定の次は、「組織とプロセスの再設計」が必要です。
01 |
M365移行を機にPower Platformを開放すると、現場主導のDXが進む一方で、ガバナンスが効かない「野良アプリ」が乱立するリスクがあります。
PRMONEを「IT部門が管理する公式レイヤー」として配置することで、現場の自由(Power Platform)と企業の統制(PRMONE)を両立させる、新しいガバナンスモデルを構築できます。
👉詳細記事を読む:
-coming soon-


02 |
移行プロジェクトで最も無駄なコストは、「使われていないアプリの移行」と「標準機能で済むアプリのカスタム開発」です。
着手前に全アプリを棚卸しし、以下の3つに仕分けることがプロジェクト成功の絶対条件です。
まずはこの「仕分け」から始めることで、投資すべき領域が明確になります。
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